ダイエット落語噺 昆布浜


港区は芝1丁目に住む会社員の花子。

仕事は出来るし性格も悪くないが大食漢で運動嫌い。



金が入るとすぐに食べ放題に行って肉を食べまくり、食後の運動もしないから年々ブクブクと太って買ったばかりの服もすぐに着れなくなるありさま。



もうすぐ夏で海開きも近いというのに、花子は相変わらず運動をまったくしないでテレビを見ながらポテトチップスをむしゃむしゃ。

夫の義男は今まで我慢に我慢を重ねていたがさすがにいても立ってもいられなくなり真夜中に花子をたたき起こし

「このままじゃ水着着て海にも行けないから少しは運動してくれ!」

と怒鳴る。

花子はぶつぶつ文句を言って嫌がるが、運動用のシャツも靴も用意してあるし、ランニングコースまで決めて紙に印刷してあるという用意のよさ。

文句も言えずしぶしぶ着替えて準備し、追い出されるように出かける。

外に出てみるとまだ朝早く薄暗い。

「いくら休日だっていっても起こすの早すぎ。やってられないわ。」

と花子はやる気なく、公園のベンチで時間をつぶすことにする。



ベンチに座ってコンビニで買ったお菓子をぼーっと食べてるうちにだんだん明るくなり人もまばらだけど見かけるようになってきた。

ゴミを捨てようと公園のゴミ箱に向かうと、ゴミ箱の横に何やら新品の箱が置いてある。

拾ってみると未開封の箱で『コンブチャスリム』と書いてある。

スマホで「コンブチャ」を調べると今流行りダイエット商品らしい。

さあ、こうなると運動どころではない。

当分は食べまくって楽できると、すぐ家に帰りあっけにとられる義男を蹴り飛ばし、ピザのLサイズを注文させそのまま食い疲れて寝てしまう。



不意に義男が起こすので目を覚ますと、

「本当に水着着れなくなるから運動に行ってくれ」

と言う。

「コンブチャがまだあるじゃない」

と言うと、

「コンブチャなんてどこにある?花子夢でも見たの?」

と思いがけない言葉。

聞いてみるとずっと寝ていて、昼ごろ突然起きだし、義男にピザを追加で頼ませた挙句にまた食べ疲れて寝てしまったという。

コンブチャを拾ったのは夢、大食いは現実というからビックリ。

今度はさすがに花子も自分が情けなくなり、今から暴飲暴食はきっぱりやめて運動を頑張ると義男に誓う。



それから三年。



すっかり改心してダイエットに励んだ花子。



暴飲暴食を止め、体も引き締まりいつでもプールに遊びにいける状態に。

ある6月の日、家事も運動も済まして夫婦水入らずでソファーで休んでいる時、義男が見てもらいたいものがあると出したのは紛れもないあの時のコンブチャ。

実は花子が寝た後に義男が、

コンブチャで痩せるのは楽だけど、楽なだけに花子が運動もせずに暴飲暴食が続くのが心配だ

と思い隠したのでした。

そうして3年間隠し通してきたが花子は3年もダイエットを続け、もう運動も日課になり暴飲暴食することもなくなった。

「おまえがピザもやめて一生懸命運動を続けて苦しんでいるのを見て感動していたけどもう太らないと思ってさ。」

号泣しながら言う義男。



「いいえ、あなたのおかげよ。とても辛かったけどあなたが隠してくれたから毎日泣きながらダイエット出来ました。」

義男が

「もう花子は太らないから飲んでいいよ。」

とコンブチャを渡す。

花子はそっと口に運んで、

「止めとくわ。。。。また夢になるといけない」

気楽にダイエット
コンブチャスリム
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